あゆむん日記 -店の親父と定食と-

だらんだらんした生き物の停滞する日記。もう大概ツイッターにしかいませんけど

最近買った本


前編をさっぱり覚えて無かったので、
前を読んでから読みました。笑
頭が腐り切っているので「主従の契り」が
ろくでもない意味に聞こえます…。死
でも、内海とケヴァンは良いです。ヲイ
靖国への帰還

靖国への帰還


 内田センセの本、久々に買ったよ。
これは浅見シリーズじゃなくて、単発。
タイトル通りの内容だと思いきや、どっこい微妙にSF。
60頁辺りで、そうなって
「うわ〜やっちゃったなぁ、慣れない事するもんじゃねえよ」
と思ったんだけど、意外にそこそこ良かった。
つか、小説っていうよりは、センセの持論を物語として書いてるので、
センセの本を読み慣れてる人には、別に今更な話ではあるんだよ。
良く、浅見が言ってるからな、こういう事。
まあ、読んでない人にとって、どうなのかが気に成るが。
 小説としてどうかとか、細かく突っ込むとキリが無いけど、
(軍艦のトイレは洋式だから、その反応は無いかも…とか)
一番読んでて気になるのは、主人公が浅見過ぎな事だろうか…
作者の意見が入れば入る程、元々センセに近い
浅見っぽくなるのはしょうがないんだけど、ちょっとなあ…と思った。
設定は全然近くないんだけどね…話が進む程どうもこう…。
おかげで、出てくる女性陣が平家の佐和に見える。笑
ああいう、娘さんがタイプなのかね、センセ。
 時事ネタだらけなのですが、林屋事務次官はウケました。笑
他にもそういうのあるんですけど、何か捻り方がウケた。
 そういえば、政教分離問題のさわりとして出てくる
『地鎮祭の費用が問題になった事も〜』が
津市地鎮祭訴訟なのはすぐ分かったんだけど、
肝心の判決がさっぱり思い出せないので気に成って調べてしまった。笑
そう言えば、チャタレイ裁判も東大ポポロも内容は何となく覚えてるけど
どれもこれも判決をさっぱり覚えていない…。
憲法の成績、Cだったからな…。
 それにしても、久々に読むと、自分がどれだけ影響受けてるのか分かる。笑
文体とか文章構造とか、話の進み方とか、影響受け過ぎ。笑
まあ、100冊も読めばそりゃあ受けるわな…考え方も似るわな、
狙った訳じゃないけど、結果的に同じ大学行ってるし。
俺、痴豚と内田センセと山浦センセで出来てる気がする。痛
東京奇譚集 (新潮文庫)

東京奇譚集 (新潮文庫)


どうも、最後に読んだのが10年前のねじまき鳥で古いせいか、
その頃俺が大学生だったせいか、村上様の良さが
さ〜っぱり分からないので、新しいのを読めば、
ノーベル賞候補ぶりが理解出来るのかと思って買ってみた。
…でも、わかんねえもんはわかんねえや。死
日本語はキレイだと思うけど、そんなもんかな。
つか、翻訳しやすそうというか、翻訳物の小説みたいな文章だよな。
翻訳家でもあるからなんだろな。
主語とか必ず有るから読みやすいんだろうなとは思う。
で、俺も読める事は読めるから、別にダメではないんだけど、
(東野さんは2冊買って、どっちも20頁以上読めなかった…
なぜか西村さんも実は苦手です…山村女史は苦もなく読めるのに…謎)
読んだ後、必ず「……だから? それが?」と思うんだよな…。
多分、俺にとって、別に珍しくも無いけど、
なんとなく考えたくない事が書いてあるんだと思うわ。
そういや、ねじまきは、あんまり入って読むと俺は気が狂うなと思ったもんな。
今回もド頭10頁で、ヤな事思い出して凹めました。
…買わなきゃ良かった…。ヲイ