あゆむん日記 -店の親父と定食と-

だらんだらんした生き物の停滞する日記。もう大概ツイッターにしかいませんけど

ニュートン

 人じゃなくて、雑誌の方。


 六ヒルの美術館でやってるダ・ヴィンチの『レスター手稿』展に行ってきました。
ちなみに所有者はビル・ゲイツ。読みたかったから買ったんだろうか。反語
絵じゃないから、そんなにいっぱい人は居ないだろうと思いきや
ハロウィンイベントがあったせいか、人が沢山。
でも、結構普通に見れたから、絵画の特別展とかよりは少ないか。
 原本と日本語訳が延々と展示されてるのかと思ったけど、
代表的なトコっつか、あってるトコ?(笑)が模型付きで大きく展示されてて
後は、ガラスケースの中に入ってるノートと数行の解説を眺めるみたいな。
天体、地学っつか水の話しか殆ど出てこないので、自然科学に興味のない人は
きっと、もの凄くつまらないと思われ。笑
あってるトコより微妙に間違ってるトコのが面白いけど。
空が青く見える理由とか。あー途中まで良いのにおっしいなーみたいな。失礼
建築・物理・医学系の話がもっと出てくるのかなと思ったけど
それは違う手稿に書いてある模様。んー、どっちかつーとそっちが見たい…。
 それにしても、天才とはいえ(天才だから?)やっぱり、ノートを書いていても
最初は誰かに見せても良いように、絵も文章も丁寧に書き出すんだけど
段々面倒になってきて、円とか線がフリーハンドになり、行間は狭くなり
線ひいて「ここ矛盾」とか書いてあるのが、なんか普通の人っぽくて微笑ましい。
(ま、見せる気あるなら鏡文字で書くなと言う噂もある。楽な方取ったな…。
(左右反転の字。左利きの子供が良く書くあれ。この人元々左利きだから))
そーね、最初はちゃんと書こうと思うんだけどね…こーゆー日記とかも…。
10年くらい前、石ノ森章太郎氏が『マンガ日本の歴史』を書いた時の
覚え書きをまとめた本があるんだけど、あれもこんな感じ。
最初、ちゃんと解説書いてあるんだけど、段々ラフスケッチとメモだけになってく。笑
うわあ、懐しい。
ま、結論としてどっちにも言える事は、資料無いと絵は描けないっつー事。
だって、光線の方向とか分かんねーと絵描けないし。適当に描くと変だもん。
そしたら天文学って気になるよな。今は大概資料は探せば出てくるけど、
昔は自分が見に行けないもんは推理するしかないもんな。
水に過剰に感心あるのも分かるんだ、だって描くの難しいもん…。


 あ、それで、何でニュートンかっつーと、ハロウィン流れのせいか
小学生くらいの子が結構居たんだけど、凄い真剣に映像とか見ててさ。
(大概、女の子なのは何故?)あー、このくらいの頃って、こーいうの面白いよなと。
内容のレベルもだけど、文章がニュートンとか学研の科学みたいなのよ。
そりゃ、自分読んでて楽しいわけよ…。←全く成長してない
普通に全訳見たいな。日本語全訳本出して下さい。
レプリカは要らないよ。イタリア語読めないもん。苦笑


 やっぱり芸術家って理系だよな、美しいデザインには計算が必要だ。
計算苦手でもな、自分! うん、ま、ちゃんとやろうとは思うよ…。弱
…そーいえば、みせおやの前のトップページって黄金比で作ってあったんだけど
誰か気付いた?←無茶言うな。大体、可変レイアウトだから無意味。