あゆむん日記 -店の親父と定食と-

だらんだらんした生き物の停滞する日記。もう大概ツイッターにしかいませんけど

Die Weiβe Rose

朝っぱらから病院へ検査に行く。
採血でアンプルに5本も血を抜かれたので、左手がプルプルします。弱
にしても、耳たぶから、ちょこっと血を取るのは何故ですか?
腕から取った分で良いじゃん、そんなの。
でも、一番しんどいのは肺活量検査。そんなに息吐けるか!笑


午後から日比谷に映画を見に行く。
単館で都内は2月中くらいまでしかやってないので、
覚えてる内に行かないと忘れるのだ。死
え〜っとタイトルが〜、なっげえな…
白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最期の日々ですな。
ミュンヘン大生の反ナチ運動グループの白バラの紅一点、
女性初のヴァルハラ殿堂入りでお馴染みの(馴染んでない)ゾフィーの映画。
本当にタイトル通りで、始まってから20分くらいでもう逮捕。
それ以降は尋問シーンが続く、反戦思想映画。予備知識が無いと絶対意味不明。
まーな、市街はCGになっちゃうから予算がかさむからな…。
(ゲシュタポの建物=ヴィッテルスバッハ宮殿も現存しないのでCG)
活動してるとこ見たかったら違う映画見ろって話だな。
そういえば、マンガの花と狼の帝国も白バラを扱ってますが
ベースとしてあるだけで、史実とは全く違います。
まま描いても少女マンガにはならんしな。あのマンガも10年早かったな…。泣
 まあ、この映画が、全部ってことは有り得ないけど、
それなりに史実通りに作ってあるとすれば
第三帝國は大日本帝國より、はるかにマトモな国ですね。
ユダヤ人問題を抜かなくてもマトモな気がする。
結果は同じでも、過程が全然違う。
ゲシュタポは外見を取り繕うけど、特高は取り繕わねーもん。
異邦人は置いといても、邦人に対する扱いが全然違う。
ちゃんと普通に尋問して裁判するもん。公開裁判だし。
ま、何より戦後60年で作ってる映画の内容がさっぱり違うんで…
反組織のヒロインとか独裁者の映画に対して海上特攻だもんな…。
はっきり言ってどうかと思うもんな…見る気しねえもんな…。
日本が未だに戦争責任を問われまくっても仕方が無いと思います…。
おかげでSAYURIが案の定、中国で上映出来ないじゃん…。
(つか、あれ、何で皆気が付かなかったんだろう…
 俺すら思ったのに…。逆に出来ると思ったのかな…?)
あ、でも、死刑方法がギロチンなのはちょっとびっくり。
 そーいえば、ゲシュタポの尋問官(ちょっと良い人)がタレ目三白眼で、
やっぱりあの顔はそーいう役回りなのかと思った。笑
(確かシンドラーのリストとかでもSSだった気がする。見覚えあるわ)
ま、風哢だとあの顔の人、憲兵だけど…。
あーあと、ドイツ語が聞き慣れないのと、イッヒだのディヒだの
フライハイトだのアルバイトだのの単語以外分からないので、
何か見ててちょっと不思議。理解はしてないけど
耳障りとしては英語に慣れちゃってんだろーな。
 で、客層が年配なのはそうだろうけど(若者ばっかだったら嫌…)
20代のカップルが一組居たのが謎。しかも普通のイチャこいてるカップル。
絶対デートで見る映画じゃないだろう…何で来ちゃったんだ?